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大理国のミニチュア五色舎利塔(長さん)

前に、埼玉県児玉郡美里町広木の広木上宿遺跡にて、五色の小型宝塔が出土
していると述べた。そして、これは中国雲南省の大理市の三塔主塔で発掘さ
れた、いろいろな貴金属素材で作られている、仏像に関連性が高いとの私見
を述べた。しかし、同じく仏教に関連するとは言え、仏像と宝塔とは、別物
であった。
 ところが最近、雲南省博物館の陳列品について更に調査した所、仏像だけ
でなく、ミニチュア舎利塔も、下図のように大理の三塔主塔で発掘され、
陳列されているのを、発見した。しかも、こちらも、美里町と同じく”五色”
である。
大理仏舎利.gif
美里町のミニチュア宝塔も、舎利塔関連と、日本の発掘者に見なされており、
中国の雲南省大理市と日本の埼玉県美里町からは、ほぼ同じ遺品が発掘され
ていると、見て良い

と私は思う。なお、美里町広木上宿遺跡の五色小型宝塔は、下図のようなも
ので、仏塔であるという点で類である事は、形から見ても明らかだと思う。
美里宝塔.gif
ただし、雲南省大理市の仏舎利塔は、何か5つの遺品をそれぞれに納める、
美里町の五色宝塔とは異なり、ロシアのマトリョーシカ人形のように、内部
に、それぞれの、より小さい部分を、順次格納するための容器である。だか
ら、中心部に遺品は、一つだけ納められ、それを順次囲むように、だんだん
大きな仏舎利塔で、包んでゆくのである。
 もともとは、大理市の遺品が正調だったのだろうが、曖昧に伝わった結果、
埼玉県美里町の五色宝塔のようになったように、私には見える。
 なお、美里町の五色宝塔の五色は、鉄、銅、銀、金銅、金だが、
大理市の仏舎利塔の五色は、鉄、銅、銀、金、琥珀で、琥珀を玉に近いもの
と解釈すれば、こちらは平安大将棋の配列により近い。いずれにしても、
将棋の話を敢えて持ち出さなくても、

美里町出土の日本の中世武蔵武士居住地の五色宝塔は、大きさが同じ程度で
ある点から見ても、大理国の時代とされる雲南の五色仏舎利塔の仲間である

事だけは、ほぼ間違いないように、私には思えた。
 恐らく、大理国の五色仏舎利は平安時代に、日本へ情報か現物も伝わって
おり、平安大将棋の将駒が、5色になる原因の、一つとなったのではあるま
いか。平安大将棋は桂馬と香車が、原始平安小将棋に、一方計4枚存在した
ので、将駒を5色にすると、一方9枚が必然となって、もしかしたら、その
ために、平安大将棋の13升目が確定したのではあるまいかと、大理国の遺
品らしきものを見て私は、以上のように、推定するようになったのである。
(2017/06/30)

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