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埼玉県越谷市船渡字屋敷前の調査(長さん)

2017年3月4日、先に述べた、埼玉県越谷市船渡にある
字名の屋敷X、正確には屋敷前の調査をした。

武道具の店・栄光武道具のある越谷市船渡2084番地付近
が、道路付きから見て、屋敷の跡のようにも見えるが、明確
に土塁と判るものは発見できず、それ以上の事は、良く判ら
なかった。

 今回は結局今まで未調査だった、埼玉県春日部市赤沼の南
端の、古利根川を渡って対岸西側である、埼玉県越谷市平方
のバス停、平方三区から、埼玉県越谷市向畑までを、つなぐ
ように調査した。すなわち、埼玉県越谷市平方、同越谷市
船渡、同越谷市大松、同越谷市大杉、同越谷市北川崎と、
それらのそれぞれの、古利根川沿いを見て回った。結果を
言うと、以下の通り、この地域に、特に土器片の散乱は見ら
れない。ただし、船渡香取神社は、江戸時代からあるようで、
石仏のあるものに宝暦年間の年号が刻まれ、近世からは、人
の住む場所であるとの印象であった。この神社から、近くに
ある武道具の店までの一帯は、少なくとも近世からの集落で
あるという雰囲気が、充分にある所である。
 察するに、新方の郷村周辺の、江戸時代の年貢米の取立て
のための代官所が、武道具店のあたりにあり、その関係で
「屋敷前」の字地名が、あると感じられるところである。
よって、この事から、

埼玉県越谷市船渡字屋敷前あたりも、旧家の庭先の古井戸を
発掘すると、少なくとも近世以降の木製遺品が出土したり、
また旧家自体の襖その他に、裏紙として江戸時代の古文書が
残っているという事などは、かなり起りうるのではないかと
の、印象を受けた。

よって、
埼玉県吉川市川藤榎戸、同松伏町上赤岩、同松伏町大川戸
八幡神社につづいて、埼玉県越谷市船渡屋敷前も、木製遺物
存在の要注意リストに、加えておいて良いように思われる。
(2017/03/05)