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13×13升目100枚制現代大将棋試作2のまとめ(長さん)

 前回、前々回と、表題の仮想の将棋についていろいろ
述べたが、ルールをまとめてみて、結局全体としてどの
ようなルールの将棋になるのか、下記に示してみたいと
思う。
まず、盤升目は13×13、169升目盤を用い、下段
より4段が自陣で、駒を双方5段目まで次のように配置
する。

一段目中央より玉将、金将、銀将、銅将、空升、桂馬、香車
二段目中央より酔象、麒麟、盲虎、空升、角行、横行、反車
三段目中央より奔王、龍王、龍馬、飛龍、方行、竪行、飛車
四段目中央より歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵
五段目中央より空升、空升、空升、仲人、空升、空升、空升

なお、上記は左辺の図で、右辺については、二段目中央より
2番目に、麒麟の代わりに鳳凰を置く。

動かし方のルールは、
銅将が、縦横隣接一升目で、縦と斜め前の中将棋の銅将
ではなく、平安大将棋の銅将とする。
桂馬は日本将棋の桂馬の動きで、元々中将棋には無い。
盲虎は、中将棋の隣接前升目以外の、隣接7方向で良い。
飛龍は、角行の動きとする。
方行は、大大将棋の方行の動きである、”縦横四方向走
り+斜め前隣接計2升目歩み”で、この駒も中将棋には
無い。
残りは、中将棋のルールで、角行も含めて良いと思う。

これらの駒は、次の条件にて成るとする。

①動かすか、使うかする前か後に、相手側4段目より奥の
相手陣に侵入していたとき、任意に。
②相手の駒を取ったとき任意に。
③その列で自分の駒のうち、最も奥に侵入していた駒につ
いて、その列に他に自分の側の駒が全く無いか、2番目に
最奥にある自分の駒よりも、4段以上奥に、動かす前か後
に進んでいるとき、動かすか使ったとき任意に。

①~③につき、一つでも当てはまる場合には、いつも任意
に成れるとする。

特に③の条件が、既存の日本の将棋とは大きく異なり”横
歩き”するだけで、成れる場合が多々あるため、双方大い
に注意が必要である。

 そして、成った駒は、初期配列の駒の位置に対応させて
駒をひっくり返して現れる字を書くと、次のようになる。
一段目中央より不成、飛車、竪行、横行、空升、横兵、白駒
二段目中央より太子、獅子、飛鹿、空升、龍馬、奔猪、鯨鯢
三段目中央より不成、飛鷲、角鷹、不成、不成、飛牛、龍王
四段目中央より金将、同左、同左、同左、同左、同左、同左
五段目中央より空升、空升、空升、酔象、空升、空升、空升

なお、右側だけに有る、鳳凰は奔王に成るとする。
すなわち。
 中将棋と、ルールを変える必然性が大きくない場合、
駒は佐藤敬商店作製品等が、中将棋で普及しているので、
もったいないので、使えるものは、同じ駒を使えるよう
にした方が、良いと私は思う。結局、
新たに必要なのは、不成りの方行と、飛龍、それに、
日本将棋には有るが、成りが弱いので天竺大将棋の横兵
へ成りを金将から変えた桂馬と、足りない歩兵2枚の
計14枚である。
なお、この将棋では、中将棋の猛豹と獅子2枚、計6枚
は使用しない。増減を合計すると、駒数はちょうど
100枚となる。

ちなみに、駒が同じでも、成りについて動かし方のルー
ルが、中将棋とは違うものは、次の通り。

横兵は、横行と前への動きだけが違っていて、残りの
方向は同じであり、前へは中将棋の角鷹の前への動き
をするものとする。
太子は奔王と、同じ動きとする。また、この将棋では
中将棋等と違い、”玉将の代わり”の機能は無いもの
とする。
獅子と角鷹と飛鷲と横兵の2升目動きについて、全方
向の隣升目が、自分の駒で塞がっていても、じっとの
手が指せるとする。これは”最初から獅子”という駒
等が、この将棋では存在し無いためである。
また、獅子の特別規則は設けない。これも獅子が麒麟
が成ることにより、双方主として中盤に、気まぐれに
生じて、余り対峙しないためである。
残りの成り駒は、中将棋のルールを変える、大きな
必然性は、無いように思える。

ちなみに、他の日本の駒数多数将棋と同じく、この
将棋にも、持ち駒ルールは無い。取り捨て型である。

なお、入玉規定は無し、行き所の無い所まで進んだら
強制成りで良いと見られる。千日手は、中将棋の規定
で良く、駒枯れ持将棋も、中将棋に準じて良く、成り
の条件は、日本将棋並みに自由にして簡単にするにし
ても、その他元々駒数が多いので、ステイルメイトに
なるのは、自分のせいであるので日本の将棋の形式と
同じで良く、中将棋から変える必要も今の所無いよう
に思えた。
以上のルールを決め、
一局、駒を並べてテストした所では、竪行が遊び駒に
ならないように、銀将を考えて成らせる必要があると
いう”癖”がやや気になったが”成り麒麟が、終盤で
使われすぎる”という、このタイプの将棋に、有りが
ちな欠点は「金飛車」や「奔猪」等の終盤の活躍によ
り、ほぼ克服されていると認識された。結局、方行と
飛龍と桂馬の駒を作り、後は既存の中将棋の駒を使い、
13升目盤だけ、大将棋全般の研究のためと思って、
ベニア板等で作成すれば、簡便的にはゲームが、これ
だけでできた。以上のように普段中将棋を指す方には、
特にゲームの用意が比較的楽であり、その割には、
まずまずな出来ばえと思え、皆さんにも、この大将棋
ゲームは、充分お勧めできると考える。(2016/12/10)