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19×19升目204枚制理想の試作摩訶大大将棋チェックの結果(長さん)

昨4月17日、前回述べた摩訶大大将棋で、第4段目に従来の多踊り駒、
狛犬、金剛、力士、夜叉、羅刹の他に、鳩槃、四天、大象、豹王、禽曹、
山鳩を加えて、5枚を17枚に増やし、四段目2踊りや跳び駒、飛龍、
猛牛、桂馬を三段目へ落とす等、袖の攻め駒を強くした、本当に出来の
良いゲームを狙った、19×19升目204枚制、摩訶大大将棋改善
ゲームの、チェックを行った。
この将棋の初期配列の姿は、以下のような有様となる。なお今回用いた
用具では、写真のように、四段目駒等あまり使わない種類の駒は、適当
に張り紙をして、駒の種類を表示している。
204枚.gif
ルールは前回のべたような内容で、踊り駒は師子と狛犬以外は、踊りの
数が決まっている。そしてそれらの駒が、踊る動きをすると、その間の
自駒は跳び越え、相手駒は、全部取って良いというルールになっている。
なお、多踊り駒で、敵陣で相手の駒を取ると、金に”弱体化”するのは、
今回は、従来の仏教駒と、鳩槃だけとしてみた。
 結果、このゲームの性能については、

豹王の威力が強すぎる分、ややオフェンス(攻め)が強すぎる。

と、私には判断された。豹王は初期配列で、4段目端から4番目に配列
してみた。こうすると、対角線上に進めた場合、相手の一段目の端筋、
つまり初期配列で言うと、相手の反対側の香車の位置に到達する。この
位置には、端が空いていると隣の土将等で紐は付かない。そこで、ほぼ、
ここより5升踊って、相手の同じ側の銅将取りが掛かる。そして、もし
銅将の位置に、中盤程度で効き駒が無く、かつ、玉将が身動きできない
ように、自駒で固められていると、対角線反対側の香車位置に、豹王が
到達した時点で、即座に詰めろが掛かるのである。
 つまり相手の銅将が仮に浮いていて、かつそれまでには、互いに端列
の車駒が交換され捌かれていると、豹王が自分の側に残っていれば、
勝勢に近くなるほど、

5升目縦横斜め8方向に跳び超える、豹王の威力が大きすぎるのである。

 そこで今回の結果を冷静に考えてみると、豹王で相手の銅将取りが、
この将棋では出来、取られるのを相手が防げない程度に消耗していると、
即座に詰めろが、掛け易すすぎるのが問題のように思える。この場合、
銅将取りは横5踊りでは不能なように、つまり香車、瓦将、銅将等に当
たるように豹王を初期配列しないで、相手の土将、石将、銀将、金将に、
最下段で当たるように、4段目の配列を、前回の表記法とは逆表示で、

端から
走兎、山鳩、禽曹、豹王、大象、四天・・ではなくて、
走兎、山鳩、豹王、禽曹、大象、四天・・と、豹王と禽曹をひっくり返
して、端から3列目に豹王を置けば、今回の余り芳しくない状況が、起
こらないのではないかと思われた。

何故なら、銅将よりも金将や銀将の方が、そこに効いている駒が摩訶大
大将棋の場合、中央に近い分、数が多くなるからである。何れにしても、
横に5つ踊る駒を4段目に配列すると、この踊りのルールでは、相手の
最下段に、その踊り駒が到達可能なように、3踊りか5踊りで前進する
ようなルールにした場合、摩訶大大将棋では、その駒に、大きな破壊力
(攻撃力)が、生じるようである。(2017/04/18)