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”遊戯史学会は解散すべきでない”と私は考える(長さん)

かつて、日本将棋連盟関西地区の本部の建物の中にあった、将棋博物館の
顧問等もされた、遊戯史研究家の増川宏一氏が、現在会長をされているため、
”日本将棋史学会”という名称の会の、活動内容であるとのイメージが、実際の
研究成果とは別に、存在すると私には感じられる”遊戯史学会”が、来年で
解散すると、同会のwebページに載っている。

私は、同会の会員でないため、遊戯史学会の”総会”等に出て居無いが、
上記の会は解散すべきではないとの意見

である。理由は、

日本の将棋史研究界自体が、将棋の名人の佐藤天彦氏が、コンピュータ
将棋ソフトのポナンザに敗北する以前の、将棋は人間のプロが最も強いと、
言われた時代の頃とは異なり、”現在将棋界で指されている、日本将棋は
2種類あるうちの、小将棋だけであり、それとは別に、以下説明する内容の、
大将棋が日本将棋として存在する”との見解を、学術世界の外の人間、
もちろん、日本の将棋トッププロに、面と向かっても、意見として主張しえる、
成熟した実力を獲得していると認識する

からである。だから、

日本の将棋史研究学会としての実力のもともと強い、遊戯史学会は、
今や”単なる、将棋に関する昔話をするだけの、存在しても、しなくても、
外の世界に対して、格別の作用の無い団体”イメージではなくて、以上
の主張の可能な状態に、学術世界そのものが、成熟している状態である。
そのため、彼ら自身が、社会に、それそうとうの作用を与えうる、組織・
団体になっている。従って、まるで、人間の将棋プロが、コンピュータに
対して、劣勢に陥ってしまった、今のタイミングを狙ったかのような、
いかにもタイミングの悪い、解散の”自己決定”については、意味不明
で不合理あると私は考える

のである。なおなぜ2017年が、遊戯史学会の解散決定年になったのか
については、合理的理由が公開されて居無いので、私には本当の所は
謎である。

 なお、小将棋とは別に、存在する大将棋とは、以下の実際には、
西暦1300年頃指された、大将棋を、古文書の欠陥点の記載に従って、
ほぼ、自明な形で、一部手直ししたものと見るのが、合理的と考える。

すなわち、1300年頃実際に指された大将棋は、

(私説)13×13升目108枚制普通唱導集大将棋
段目
①香車、桂馬、鉄将、銅将、銀将、金将、玉将、金将、銀将、銅将、鉄将、桂馬、香車
②反車、飛龍、嗔猪、猛牛、猛虎、鳳凰、酔象、麒麟、猛虎、猛牛、嗔猪、飛龍、反車
③飛車、横行、竪行、角行、龍馬、龍王、奔王、龍王、龍馬、角行、竪行、横行、飛車
④歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵
⑤空升、空升、空升、仲人、空升、空升、空升、空升、空升、仲人、空升、空升、空升
⑥空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升
⑦空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升
⑧空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升
⑨空升、空升、空升、仲人、空升、空升、空升、空升、空升、仲人、空升、空升、空升
⑩歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵
①飛車、横行、竪行、角行、龍馬、龍王、奔王、龍王、龍馬、角行、竪行、横行、飛車
②反車、飛龍、嗔猪、猛牛、猛虎、麒麟、酔象、鳳凰、猛虎、猛牛、嗔猪、飛龍、反車
③香車、桂馬、鉄将、銅将、銀将、金将、玉将、金将、銀将、銅将、鉄将、桂馬、香車

の初期配列の将棋とみられるが、普通唱導集で、京都東山の真言密教僧の
良季等によって、明らかな定跡が発生すると西暦1300年前後に指摘さ
れている。そこで、以下のように、構成の駒のうち嗔猪を方行に交換して、
方行、竪行、横行、飛龍、猛牛の配列を、下記のように変えれば、実際に
は、その後西暦1350年前後に、そうなったとみられる、中将棋へ移行
する大改造をする事無しに、問題は小さな修正でも、解決されると考えら
れる。(なお前に、このブログに書いたものとは、修正の仕方を変えてい
る。前の案では、良季が普通唱導集で指摘した難点は、なおも解決されな
い。)

(私説)13×13升目108枚制普通唱導集大将棋の改善
段目
①香車、桂馬、鉄将、銅将、銀将、金将、玉将、金将、銀将、銅将、鉄将、桂馬、香車
②反車、猛牛、方行、横行、盲虎、鳳凰、酔象、麒麟、盲虎、横行、方行、猛牛、反車
③飛車、飛龍、竪行、角行、龍馬、龍王、奔王、龍王、龍馬、角行、竪行、飛龍、飛車
④歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵
⑤空升、空升、空升、仲人、空升、空升、空升、空升、空升、仲人、空升、空升、空升
⑥空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升
⑦空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升
⑧空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升、空升
⑨空升、空升、空升、仲人、空升、空升、空升、空升、空升、仲人、空升、空升、空升
⑩歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵、歩兵
①飛車、飛龍、竪行、角行、龍馬、龍王、奔王、龍王、龍馬、角行、竪行、飛龍、飛車
②反車、猛牛、方行、横行、盲虎、麒麟、酔象、鳳凰、盲虎、横行、方行、猛牛、反車
③香車、桂馬、鉄将、銅将、銀将、金将、玉将、金将、銀将、銅将、鉄将、桂馬、香車

ここで、酔象、麒麟、鳳凰、盲虎、飛龍、猛牛、成り麒麟の師子(獅子でも
良い)は、普通唱導集時代の動きではなくて、後期大将棋のルールで指すと
更に、守りが多少強くなるため、終盤の変化が複雑化し、好ましいと私は思う。
 すなわち、酔象は斜めに2升目のところでしか、止まれない走りではなくて、
後ろの隣接升目だけは行けない、小駒。
 麒麟は、前後左右が2升目だけ停止の走りか、猫叉二歩ではなくて、
前後左右単純跳び。隣接斜め升目は、もともとの通りで歩み。
 鳳凰は、斜めに2升目だけ停止の走りではなくて、単純斜め2升目先跳び。
隣接縦横升目は元の通りで歩み。
 猛虎はここでは、平安大将棋の猛虎ではなくて、中将棋の盲虎の動きの意
図で名前を上の図では変更した。斜め隣接升目へ歩みではなくて、前以外の
7隣接升目歩みへの変更だが、名前は前の通りの方が、本当は良いのではないか。
 飛龍は、角行の動きではなくて、大阪電気通信大学の2踊り。ただし、斜
め隣接升目へ、歩んでも良いとする。
 猛牛は、縦横2升目先にだけ、止まれる走りではなくて、大阪電気通信大学
ルールの2升目縦横2踊り。ただし、縦横隣接升目移動も可とする。
 成り麒麟の師子は、玉将を2回動きではなくて、大阪電気通信大学の不正行
度2踊り。ただし、通常通り、隣接升目歩みも可能。”自駒生き埋め状態でも、
じっとの手の指せる、ちょこっと拡張された中将棋等の師子の動き”とする。
なお、獅子に関する、特別な規則は、この成り麒麟には、適用しない。
 また、方行は大大将棋と同じく、縦横走りに加えて、隣接斜め前升目(合計
2升目)へ、歩みでよいと思う。
 また平安大将棋と後期大将棋で、銅将、鉄将のルールが、違うとされるが、
水無瀬兼成の記録した、後期大将棋のルールで、良いと思う。
 成りは、酔象が太子、麒麟が獅子(師子)、鳳凰が奔王。
玉将と金将以外の一段目と、2段目の反車、上段の歩兵と仲人は金将に成ると
する。たとえば方行は、不成りで良い。
 成り条件は相手陣4段目で、日本将棋方式の成りの方が紛れが少ないので良
いと考える。取り捨てなので、持ち駒はでき無い。全体として日本将棋と同じ
類のゲームである。

 遊戯史学会のホームページの内容は、情報量が少なく、実際には、”彼らが
なんらかの事情で、彼らの会の存在価値を、どういうわけか特に2017年に
見失ったため、この年、自己責任で解散の決定を下した”という、私の私的心象
のような経過での解散では、あるいは無いのかもしれない。
 たが上の私の想像が、以上の邪推に基づくものだとしても、結果として、流れ
で実質、それが良くない効果をもたらすというのなら、やはり結果として、この種
の史学会の、ほぼ完全消滅をもたらすという、リスクが存在すると私は見る、
”遊戯史学会は解散とする”という決定に関しては、

私は、その決定は誤りであり、上記の会は解散すべきではない

と、ここでは、明確な考えを、表明しておきたいと考える。(2017/09/01)

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