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厳しい中将棋の「待ったの禁止」規則は改善策を考えるべき(長さん)

日本将棋では、”着手完了”という概念があり、相手駒を取れれば取り、
移動させる駒を、その升目に元の位置ないし、持ち駒台から移動させ、
盤に置いて、指を離した瞬間で、手が確定して、手を戻して別の手に変
える事のできない規則になっている。日本将棋のこの、待ったや2手指
しの禁止則は、他のチェス・象棋・将棋型ゲームの中では、緩い方であ
る。すなわち中将棋では、もっと厳しく、少なくとも公式な対局では、

獅子・飛鷲・角鷹以外の駒は、駒を盤面から、手で持ち上げて元の位置
に戻すと禁手負けになる

とみられる。なお、上の3枚は、自分の手番のときには、悪手になっ
ても、使わなければならず、持ち上げると”じっと”の手を指したで、
着手完了扱いになり、別の手が指せなくなるとみられる。これらは、言
うまでも無く、中将棋には、獅子・飛鷲・角鷹は、”じっと”の手が
指せる可能性のある駒であるという、ルールになっているためである。
 なお、将棋世界1970年7月号の「中将棋のおもしろさ」大山康晴
永世名人の記載から見て、正確には獅子・飛鷲・角鷹以外の駒は、駒を
盤面に引きずって、別の升目に移動させてから戻すケースは、”じっと”
の手の表現から外れたようで、禁手扱いにしなかった模様である。当時
の中将棋棋士はそのため、一般に中将棋の駒を移動する手を指す際、駒
を振り上げず、盤の表面を引きずるように動かながら表現したという意
味の事が、故大山永世名人の、上記の文面には記載されているように、
私には意訳される。しかしここでは、個人ブログなので、好き放題に
勝手に書くが、

この中将棋の着手完了則は、工夫により、獅子・飛鷲・角鷹以外の駒を、
駒を盤面から、手で持ち上げて元の位置に戻しても、禁手負けにならな
いように改善するべき

であると、私は考える。理由は、

中将棋に比べて、現実、日本将棋の方が普及しており、日本将棋を指す
愛好家が、試しに中将棋の公式試合に参加した時に、普段の要領で指し
て、”普通駒の持ち上げ、元戻しの禁手”にひっかかって、嫌気が差し、
中将棋は二度と指したくないと考えられたら、駒数多数将棋の普及の
障害になるだけ

だと、私は考えるからである。なお私は、個人的にはだいぶん前に、
この問題の改善策を考えた事があり、私の駒数多数将棋の駒箱には、

碁石が白・黒2個ずつ入っている。

これを、どう使用しているのかと言えば、

じっとと、居喰いの手を指すとき、獅子・飛鷲・角鷹を持ち上げる代わ
りに、どちらかの色の碁石を、1歩目に移動させたとおぼしき升目か、
あるいは、獅子・飛鷲・角鷹の駒は持ち上げずに、それらの駒の上に、
碁石を置いてから、手を離した瞬間を、着手完了とする。なお、この3
種類の駒も、持ち上げてから元に戻しても、じっとの手や、居喰いの表
現とは、みなさない事にする

という、補助的駒として使っているのである。なお、碁石が白と黒で
2個ずつ4個なのは、”じっとの手を連続して指すケース”を想定して
いるからである。上で紹介した、故大山永世名人の文面のように、中将
棋の着手完了が、日本将棋とは違っても、中将棋の棋士達は、ある意味
ルールの抜け道を、発見して指しているように、私には見える。だから、
中将棋で、上の理由で禁手となった”普通駒の持ち上げ、元戻しの禁手”
には、獅子・飛鷲・角鷹の”じっと”と、居喰の手を、駒の持ち上げ元戻し
以外の方法で表現する、という抜け道が、最初から存在するような、気
がしてならないのである。(2017/09/05)

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