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大阪電気通信大学の15×15升目130枚制後期大将棋の駒ルール(長さん)

大阪電気通信大学に摩訶大大将棋のゲームサイト、”摩訶大将棋のページ”
があり、そこでは、摩訶大大将棋のルールの復刻を目指して、いろいろな議論
が過去になされてきた。sonyの会社が倒産しても、大阪電気通信大学は
残る可能性もあるので、敢えてここにミラーを作る必要は、本来無いのかも
しれない。が、後期大将棋のルール情報も、実はその中によく読むと含まれる
ため、ここでは、後期大将棋の、駒の動かし方のルールに関するものとみて、
大阪電気通信大学高見研究室の情報を、転記してみる。
 上記ページには、水無瀬兼成の将棋部類抄録の記載から、中将棋と後期大
将棋の、

仲人、鳳凰のルールは後期大将棋では、以下のようになるから、摩訶大大将棋
では、仲人と鳳凰の駒のルールは、しかじかである。

という論法が、使われているのである。つまり、

摩訶大大将棋と後期大将棋は、大阪電気通信大学高見研究室の見方では、
水無瀬のシステムでは、駒の種類が同じなら、この2種類間の将棋に関しては、
泰将棋のケースとは、全く異なり動きのルールが、同じという前提がある

のである。水無瀬のシステムで、後期大将棋、大大将棋、摩訶大大将棋の
駒が共通ルールであるという事は、ルールを示す打点が、下位の将棋にあれ
ば、概ね省略してあるので、

高見研究室の見解は、だいたい正しい

といえる。良く見ると例外は、大大将棋の猛牛が、いわゆる大局将棋の走る
猛牛になっているという、一点だけのようである。特に、後期大将棋と
摩訶大大将棋では、なぜか気まぐれに猫叉の打点が、摩訶大大将棋にも有る
のだが、動きは一致している。なお以上の議論は、大阪の島本町教育委員会
編、「水無瀬 将棋図」パンフレットに関して行っている。
 さて以下は、仲人と鳳凰の後期大将棋の大阪電気通信大学の解釈した、
動きのルールの具体的内容で有る。
 結論を書くと、まず

仲人は、縦横4方向に歩み

である。また、

鳳凰は、斜めに正行度型の踊り(味方の駒でも飛び越せる)で、間駒が
相手の駒なら、踊りなので取れ、縦横には歩み

である。
なお、同じく島本町教育委員会パンフの、後期大将棋の打点に基づいて、

桂馬は、斜めに1目跳びであって、桂馬跳びでは無い

としている。
 以上3点は、摩訶大大将棋のルールとして大阪電気通信大学、「摩訶
大将棋のページ」では記載している。が駒個別の動き、後期大将棋イコー
ル摩訶大大将棋の前提があるので、後期大将棋にも、適用されるべきである。
 なお、こうする経緯については、正確には高見研究室のページを参照
されたい。将来このページが消失する懸念は無いと思うが、一応ここでも
かいつまんで書くと、水無瀬兼成、将棋纂図部類抄の中将棋記載の後に続く
注記部で、中将棋の特徴的な駒の動かし方ルールが、文で記載された部分
がある。が、その中で、

”鳳凰と仲人が中将棋と後期大将棋で同じというのは、レアーなローカル
ルール”と、文面を読む

のである。なお原文で”也”という字が、小さく書いてあるのだが、これを、
後世の付け足しととして、大阪電気通信大学は、実質無視する立場を取る
と、私は理解している。
すると、仲人が縦横打点に、島本町教育委員会編水無瀬将棋図(纂図部類抄)
ではなっていて、中将棋だけは横に動けないと、注釈部を解釈した上で、
後期大将棋の仲人は上記ルール。更に、鳳凰が飛龍の踊り動きで無いと言う
のも、中将棋だけであると高見研究室では解釈し、鳳凰斜め動きを、
後期大将棋では、飛龍の踊り動きと解釈するのである。
 また、桂馬については、水無瀬将棋図が概ね、斜めに打点が2個あるので、
桂馬跳びの証拠が無いとして、大阪電気通信大学では、桂馬を桂馬跳びにし
ないで、斜め1升目跳びの”大局将棋の飛龍の動き”と、解釈するのである。
なお、以上の論は、”也”が加筆でなく、水無瀬兼成が単に、後で書き忘れ
たので、足しただけだとすると、崩れてしまうと、このブログでは私見して
いる。なお、仲人の横打点は、都立中央図書館、加賀藩前田家書写本では、
消えていて、その点で研究の余地が有る。また、桂馬の動きが高見研究室の
言うとおりだと、普通唱導集大将棋が、四段配列でも、桂馬で支える仲人初
期位置が、中央列の直ぐ隣の、通常龍王の前の歩兵の直ぐ前になってしまう
という、困難点が有る事が判っている。(2017/11/07)

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