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玉詰みルールが無く裸玉勝ちルールのみの平安小将棋のチェック(長さん)

前回のべた、表題の玉詰みルールが無く、裸玉勝ちルールのみの平安小将棋
を、二中歴の時代は標準型(9升目)であると見て実際にチェックしてみた。

裸玉のみ小将棋.gif

写真の局面は、両者の玉が互いに相手陣に突進して、駒の取り合いが、始ま
ったばかりの所である。次は先手番で、▲9三歩成と指すものと見られる。
△同香で、

この場合は、▲同香ではなくて、▲同玉である。

更に△同桂は後手に勝ちが無くなるので、指さないとみられる。また、そも
そも写真では、後手の1七の位置の玉が、先手の桂馬に当たっている。が、
先手が▲1七桂と、後手玉を取る事も同様に、こんどは先手に勝ちが無くな
るので、そのような手は指さないとみられる。
 このゲームを実際にしてみると、コツは、
①玉をひたすら進めること
と、
②最後に切られる駒と、終盤の相手玉との距離が開くように、この例では、
香車だが、1枚だけ駒を、相手玉の位置から離すように指す
の2点位しか、見当たらないことがわかる。なお①は当たり前、②も、初め
て指す前に、私にも、概ね予想のできる程度の手法であった。
 その点”序盤に右銀、桂、香、歩の連携で、相手の左辺を破って行く”
といった、指し方に、曲がりなりにも多少のテクニックがある、8×8升目
32枚制玉詰ルール有・持駒ルール無しの原始平安小将棋とは、大違いの
ように、実際指してみて思えた。
 正直な所、実際にやってみれば、さすがに何か出てくるだろうと期待した
のだが、現実には

これほど、”勝つためのコツ”の乏しいゲームというのも珍しい

のではないかと、私は思ったほどだった。
 もともとが、ゲームを楽しむためのものでは、初期の頃には無かったとし
ても、このタイプが本当に、二中歴時代の平安小将棋だったとしたら、現在
の将棋文化が、発生するのかとうか、すこぶる怪しいのではないだろうか。
 毎度おなじみの結語になるが、100円ショップの将棋道具を用いる等に
より、出来るだけ多くの方に、以上の点の追試をお願い、致したいものだと
私は思う。(2018/02/09)

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