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仮説・大理国大大将棋の”虎”は平安大将棋の猛虎の動きのルールか(長さん)

前回、現行の日本の将棋の、主な動物駒のルールで、14升目の仮説
大理国大大将棋を、試し指しした旨を紹介した。だが、そもそも、大理国
に10世紀ころ、自国内の闘争する動物の造形物を参考にして、動物駒の
入った、雲南将棋の拡張バージョンが有ったとしても、その動物駒の動か
し方ルールが、大いに違えば、日本の摩訶大将棋に、接続するかどうかが
謎という事にもなろう。
 闘争する動物駒で、日本の文献の最も初期に現われるので有名かつ代表
的な駒は、表題の、平安大将棋の猛虎である。現在の日本の将棋に有る、
哺乳類動物駒で、蝙蝠を除いて、空を飛べない駒が、特別な修飾詞で形容
されない場合に、隣接升目だけに動ける小駒なのは、この猛虎を基点にし
ているように見える、という点でも、表題の考察をする際には、最重要視
されるべき駒であろう。そこで、最初に、猛虎の動きが、なぜ斜め4方向、
隣接升目一升なのかについて、私見を書くと

平安大将棋の猛虎は、出来て間もない中国シャンチー士/仕駒動きである

という事になる。そこで、この動きは、

大理国の仮説・大理国大大将棋が有ったとして、その虎駒とは動きが違う

可能性が高い、と私は思う。ただし更に個人的見解だが、

仮説・大理国大大将棋の”虎”は、隣接升目だけに動ける小駒ではある

という可能性が、かなり高いと私は思う。根拠は、

大理国の地元雲南博物館の、闘争動物としての造形物の虎は、走って無い

からである。
 雲南博物館の闘争造形物の虎は、闘争している際には、相手の動物と、
組み合っているので、走って居無いのは当然だが、闘争する直前を彫った
造形物でも、走っているタイプのものは、少なくとも日本に来ている、カ
タログには無い。闘争する直前の虎は、

獲物を狙って、抜き足差し足で、相手に近づいて行く姿が、総じて彫られ
ている

のである。つまり、大理国大大将棋の闘争動物駒で、鹿と山羊を除くと、
他は、足の速さで相手を捕らえるタイプを表現した動物は、余り含まれな
い。ので、

少なくとも大理国大大将棋の虎、豹、狼、蛇、猿については、隣接升目に
だけに進める、小駒になる

可能性が高いと私は思う。つまり、現行の日本の、対応する動物駒とは、
ルールが、ぴたりと合う可能性は低いが、何れにしても小駒であるため、

日本の将棋の駒で、これらを置き換えても、元の大理国大大将棋の雰囲気
になる可能性が高いため、前回の大理国平安小将棋の拡張の雰囲気の出た
将棋になるという結論を、変えない可能性が高い

と言う事である。
 なお、平安大将棋の猛虎が、12世紀初めには、9路制程度には進化し
たとみられる、中国シャンチーの士/仕から来ていると私が考える理由は、

平安大将棋にも、大臣駒としての金将が、2枚有るから

である。つまり、日本の将棋が奇数升目制になる理由は、中国シャンチー
の前例に倣い、官役職の左右対称制度に習う物と、今の所考えるより、仕
方が無いとみているからである。
 よって、士/仕に合わせて、猛虎を決めた結果、猛豹、悪狼等も小駒に
なったとみられるが、大理国で、相手に向かって抜き足差し足の虎をイメー
ジして、虎の小駒ルール化を決めた結果として、豹、狼、蛇、猿等が、同
様に小駒となった結果、

偶然だが、前回のような将棋を作って指すと、大理国大大将棋の雰囲気が
出るようになった

と、私は結論している。(2018/03/09)

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