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麒麟抄。”群書類従(続)古写本”の将棋は”将棊”(長さん)

本ブログでは、南北朝時代の文献とされる、ニセ藤原行成作が
文筆界で広報されているとみられる、表題の麒麟抄の将棋は、
”将碁”と書かれていると、表現してきた。しかし最近、この
情報は

厳密には正しく無い

事が判った。天童の将棋駒と全国遺跡出土駒に、表題の
”群書類従(続)古写本の麒麟抄”が転載されているのだが、
その将棋が、将碁ではなくて”将棊”と書かれているのである。
なお、大阪商業大学アミューズメント産業研究書発行(2014)
の松岡信行氏の「解明:将棋伝来の謎」には、”群書類従(続)
31の190ページの麒麟抄の将棋は将碁”と書かれている。
松岡氏の情報は、それ自身は正しいようだ。どうやら

麒麟抄(群書類従(続)収録)に群書類従に関する異本が存在

するようである。つまり、

西暦1800年過ぎに群書類従(続)を筆写しようとした江戸
時代の人間がいて、その筆写部の中に、麒麟抄も入っていた

と言う意味である。
 実際、松岡氏の群書類従(続)31-P190と、天童の将
棋駒と全国遺跡出土駒に転写された群書類従(続)”古写本”
では、文面自体が違っていて、たとえば

”台に入れて手に持って、将棋駒に字を書く”という部分が、
後者には書いて無い。

一般的には、上記のフレーズも有名なため、松岡氏の方に理が
有るが、どちらが正しい群書類従(続)なのか厳密には、私に
はよく判らない。将碁は誤字だと、かなり昔から言われている
ので、

天童の将棋駒と全国遺跡出土駒の群書類従(続)”古写本”の
方が改変

した感触は、私にはあるのだが。今直ぐ私には、証明するのは
無理だ。
 とりあえず敢えて本ブログでは今の所、松岡信行「解明将棋
伝来の謎」紹介の群書類従(続)麒麟抄の”将碁”表現が事実
と仮定して、進むしか無さそうだ。しかし群書類従(続)かま
たは、麒麟抄だけなのかもしれないが、麒麟抄には写本により、
内容に、ひどいブレがある事はどうやら確かなようだ。なので、
今後も注意して調査は、続けるつもりである。(2018/09/15)

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