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江戸時代初期、明王朝時代小説金瓶梅にシャンチー盤図(長さん)

これまで、本ブログでは、逆蓮花型脚の日本将棋の
将棋盤は、江戸時代初期には日本の囲碁盤と同形式
で、テーブルに脚無し囲碁盤を置いて、椅子に座っ
て碁を打つ、中国の碁盤の形式と違っていたとの認
識を取って来た。他方、安土桃山時代末~江戸時代
初期の、中国シャンチーのゲーム具について、本ブ
ログの管理人には未知であった。そのため、

日本将棋の将棋盤と、中国シャンチーの象棋盤とを
直接議論出来ず、囲碁盤同士に置き換えた議論をし
ていた。

 最近になって中国の古典小説”金瓶梅”の挿絵に、

囲碁ではなくて、珍しくシャンチー盤の絵がある

のを発見した。その結果、

日本将棋の盤と中国シャンチーの盤とは江戸初期に
違う

と言えるようになった。以下詳しく経過を示す。
 江戸時代初期に当たる17世紀初、中国の明王朝
時代の小説”金瓶梅”の中国シャンチー盤の挿絵は、
以下のようなものである。

金瓶梅.gif

中国シャンチーの遊戯具は、中国の囲碁の遊戯具と
形式が、日本の江戸時代の早期には同じだった事が
判る。
 だから、日本将棋の盤と中国象棋の盤との間には、
江戸時代初期の、逆蓮座型の将棋盤だった時代には、

中国の囲碁盤と、日本の囲碁盤との差と、ほぼ同じ

差がある事が判る。つまり逆蓮座型の独特の将棋盤、
囲碁盤は、日本の国内の事情で生じたものとみて、
間違いないようだ。
 それにしても、シャンチーの遊戯具の、江戸時代
初期頃の絵は、少なくとも私には、珍しいものだと
感じられた。金瓶梅の挿絵は成書:PHP新書
(2014)の、”中国人はつらいよ”大木康氏に
転載されていた。
 中国史の書籍で余り目にしない、”おもちゃ”に
ついて、1章設けて紹介してくれた、東京大学東洋
文化研究所の文学博士の大木康氏に、深く感謝した
い。(2019/08/03)

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